zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

教会での一コマ

大都会の真ん中にひっそりと建つ教会。そこが私の仕事場だ。毎日多くの人が訪れては心の平安を多少なりとも掴んで場を後にしていく。職業柄悩みを聞くことが多いが、私まで心を痛めてしまいそうなものから世間話に近いものまでその種類は多岐に渡る。最近で…

誰の落とし物?

とある町での出来事。歩道横にある背丈程のさほど高くない塀の上にネギが置いてあった。八百屋で見かける紺のテープで巻かれたネギが買われた時と同じ様子で、コンクリート塀の上に無造作にあるのを見て、皆さんは一体何を感じるだろうか?まさか自らの意思…

【都内店舗案内③】死角をつく!

上島珈琲店の都内店舗をご紹介するこのコーナー。まずは、前回の店舗の解答です。正解は、「中目黒店」でした!見事当たった方、おめでとうございます。この調子で都内店舗を制覇してまいりましょう。さて、3店舗となる今回ですが、席位置の変更等があった…

月間俳句せんか!②

動かずに 全ては何も 始まらぬ考えすぎたり、不安になったりして何から手をつければいいのかそもそも何をすればいいのか頭が混乱してしまう。誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?そういった状況にあると次の行動に躊躇してしまい、結果として混…

ゾンビに温められる『ウォーム・ボディーズ』

感情を持たないと思われているゾンビがもしそうでなかったとしたら?大前提を崩して作られた映画が本作である。『ウォーム・ボディーズ』予告編 - YouTube人間の大半がゾンビとなった世界。日々、生きる獲物を求めて荒廃しきった町をさまよい歩く青年ゾンビ…

逞しくも冷静に

建物の構内にある柱の前に初老の男性がひとりポツンと立っていた。柱に寄りかかる訳でもなく、柱と近距離で向き合うようにして頭を下げて立っていた。一目見た時、男性の身なりがきちんとしていなかった為、私はあまり良からぬ想像をしてしまった。横を通り…

笑みの赤外線通信

乗り合わせた電車は台風の影響もあってか、人もまばらで休日の夜にしては閑散としていた。ただ、そこでの光景はとても興味深いものだった。乗った車両には私も含めて乗客は10人ほど。電車が駅を出発した。ひとりの乗客がスマートフォンを取り出しておもむろ…

レッツ・ドゥ・ザ・キョロリ

日常はめまぐるしく動いている。世界のどこかでとか、有名人のゴシップ話とか何も異次元の話ではなく、今、自分達が居合わせているこの空間、この瞬間にも無数の動きがあり、そして驚きも秘めている。360度パノラマ式に視野を持てたらどんなに楽しいことかと…

これで準備はOK!

ヒップに釘つけにさせるタイトなパンツに、白シャツはボタンを三つ外して小麦色に焼けた胸元を見せる。よぅし、準備万端だ!気分は自ずと盛り上がり、それまで地に付いていたシューズが本来の役割を果たすかのようにその鋭利な先端で爪先立ちをサポートする…

上島珈琲其の二:エルはお好き?

気品に満ち安らぎを与えてくれる上島珈琲の都内店舗をリレーで紹介する第二回目。今回の店舗を紹介する前に、前回の宿題に解答しよう。正解は、「神保町店」でした。見事に当てられた方へ、おめでとうございます。(1ウエシマポイント差し上げます。)残念…

ギオンマツリ

以下の言葉は、ある一連の作業で発生する擬音を順に並べて表したものである。一体、何をする時のことだろうか?「キィ」「ポトン、キュ」「キュ、キュ、キュ」「シャーーーー」「バタン」「ピーッ、ピーッ、ピーッ」ヒント:自然にしたくなるそういう季節に…

事実を逆推理する。

一日が動き出す朝は何かとせわしない。車が断続的に通る道路を、一人の女性が表情からも分かる全速力で横断した。通りの反対で信号を待ち女性とすれ違うまでの僅かの間、自分は女性の行く先に思いはせていた。女性はなぜ、赤信号を無視してまで道路を渡った…

『アップサイドダウン』でチャージ。

到着して間もなく、ふと空を見上げてみる。広大さはあるものの、地球で馴れ親しんできたそれとは全く違う世界が拡がっていた。空に、山や建物群が見て取れるではないか。 ちょうど上空から見下ろした時のように。中には、私が今立つ地面にあるものと今にもぶ…

偶然は必然か?

連続記録は、45で止まった。スポーツ世界の話ではなく、あくまで個人的なものである。毎日のように通うカフェ。そこで私は毎朝、旅立つ前に気持ちの整理をする。レジカウンター近くに一組だけ用意された席が私にとってその舞台だ。密かという表現が似合うほ…

【店舗案内】 捨てたものを買う街

喫茶店でお茶を楽しむ時、貴方にとってお供となるものは何だろうか?友人との会話?本?音楽?メール?妄想?色々とあるなかで、2人以上で店へ入ったとしても定番として挙げられるのはやはり本ではないだろうか?今回は、本の街としてイメージの強いその街に…

『サイド・エフェクト』が貴方に残す副作用

過去の行動から、未来の行動は予知できる。TV業界への転身を表明したスティーブン・ソダーバーグ。『セックスと嘘とビデオデープ』や新生『オーシャンズ』シリーズ、『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』『マジック・マイク』等およそ25年にわたる監督…

旅立つ前に、その準備を〜映画『オン・ザ・ロード』

伝説的な作家ジャック・ケルアックが遺した青春放浪小説の代表作が映画化された。基の小説は音楽や映画の分野等多くの芸術家に愛されるだけでなく、世界中に多くの読者を今なお増やし続けている。熱狂的なファンを持つ原作が映像化される時、多くの場合、否…

ホントかよマインド

自分の五感に飛び込んでくる物事により興味を持つことは大切だと感じる。●花子ちゃん、普通の食事に▲▲を併せて飲んでいたら、3ヶ月で10㎏も痩せたんだって!⇒「ホントかよ⁉」→普通の食事ってこれまでと同じもの?→併せ飲む▲▲の成分も気になる。→運動などはし…

序章〜飲む想像の旅〜

私は、上島珈琲店が大好きだ。自称『うえしまにあん』であり、都内店舗を中心に度々利用している。これまで足掛け三年間で都内店舗の全てに足を運び、その店舗がもたらす付加価値を楽しんできた。上島珈琲で提供されるドリンクやフードの味は当たり前のよう…

自分のネタバレにご注意。

書いて見せる前に相手に自分の一部が分かってしまうとは考えたこともなかった。今まで考えや言葉遣いといったいわば自分の一部というものは、相手に伝える前、自分の頭にしか表だつことはなかった。しかしながら、書いて伝える手段がアナログ方式だけでなく…

私に会いにきて!

せっかく微笑んでいるんだから、微笑み返してほしいな。私はどんな時でも満面の笑みを私を見てくれる人すべてに送っているつもり。だから一方的なお願いになるけど、私の笑みをできる限り長く見て楽しい気分になってほしいと強く思っているんだよ。初めは、…

一族を代表して

僕には今現在で六人の兄弟姉妹がいる。それぞれが持つ強み弱みを、お互い支え合いながら一家を繁栄させてきた。ここまで我が一族が成長できたのは、自分たちだけでなく周りの温かいサポートがあってこそなのだが、とりわけボスには感謝してもしきれない。ボ…

対小骨奮闘記

焼き魚を食べるにあたって、私を一番悩ませるのは小骨の存在である。その昔、種類こそ忘れたが焼き魚の小骨が喉にささり、ご飯を小さく丸めて幾度か飲み込むも攻は奏さず、自然の流れに任せて小骨が去ってくれるのを待つしかなかった状況があった。その間の…

『マン・オブ・スティール』はどうなのか?

誰もが少しは知っている『スーパーマン』のリメイク。製作陣に新生バットマン三部作の監督クリストファー・ノーランが加わっていることから、期待するファンも多いに違いない。映画『マン・オブ・スティール』本予告編映像 - YouTube鑑賞後の個人的な感想と…

どっちの色でショウ!

貴方は机と椅子を買い換えることに決めました。どうせならと思い、それらに合わせて床を張り替えることにもしました。張り替え業者に問い合わせたところ、今用意できるのは白と黒の二色のみとのことでした。また、机と椅子を求めて何軒か探し回ったところ、…

気のせいではない。

交差点で信号待ちをしている時のこと。右方向からの視線を感じ、とっさに振り向いたものの、そこには誰もいなかった。「気のせいか」いつもであればこの言葉を心に浮かべ終了するシチュエーションなのだが、今回は何だか気にかかり、もう一度右を向いて辺り…

ベーシックって

一生好きなもののこと。最近の中刷り広告のうち、自分の目に一番留まった言葉である。この先何十年もの間、使い続けられるかは自分の意向次第であるが、とても奥深いフレーズだと感じた。ベーシックを和訳すると、基本という言葉がまず浮かび上がる。日常生…

後味に引きずられる『ムービー43』

「なんてお下品なっ!!」隣に住むご婦人との世間話で挙げたとすれば、たしなめられること間違いなしの作品である。映画『ムービー43』R15+指定版予告編(修正済み) - YouTube物語は、落ち目の脚本家が映画会社の担当者に自分の作品について惜しげも無くプ…

北北西に進路を取れ!

駅の構内をいかに混雑を避けて通り切れるか。自分が毎朝の日課として取り入れている行動である。時間を前倒して電車に乗るという根本的な改善策ではなく、混み合う時間帯にどれほどの短縮が達成できたかを目指すマイゲームである。目的地へ到着し、電車から…

愛のある『スタートレック・イントゥ・ダークネス』

SFジャンルで昔から映画やTVシリーズで人気のあるスタートレック。これまでの作品は愛好家志向の色濃い、初心者には入りづらい印象を個人的には持っていた。ところが、新たな解釈で作られた映画版はそんな心配を見事に取り払ってくれる内容になっている。映…