zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

逞しくも冷静に

建物の構内にある柱の前に
初老の男性がひとり
ポツンと立っていた。

柱に寄りかかる訳でもなく、
柱と近距離で向き合うようにして
頭を下げて立っていた。

一目見た時、
男性の身なりが
きちんとしていなかった為、
私はあまり良からぬ
想像をしてしまった。

横を通り過ぎた時、
確認するのをためらわれたほどだ。


私が想像したことは
皆さんの想像にお任せしたい。


事実の断片だけで想像するのは
面白くもあるが、
逆に反対の感情を持つこともありうる。

想像過剰で
頭の中が溢れかえらぬよう、
冷静な判断も必要だ。


ちなみに、
男性の行為は
私の想像通りではなかったことを
最後に付け加えておく。