zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

映画

夢について〜映画『ばしゃ馬さんとビッグマウス』より

夢を持つ人は多いと思う。持たなければいけない訳ではないが、持っていた方が毎日も何年後も張り合いが出るのではないだろうか?夢を持つことについて、何か考えたい方へオススメしたい映画がこちら。【映画】ばしゃ馬さんとビッグマウス【予告】 - YouTube…

飲み込まれるか否か〜映画『グランド•イリュージョン』より

木を見て、森を見ず。目の前の事に夢中になり、全体が疎かになってしまう。誰にでも似た経験があるのではないだろうか?再認識するためにも、また第三者の視点を養うためにも、オススメしたい映画がこちらの作品。グランド・イリュージョン 本予告 - YouTube…

そして王は裸にされる〜『危険なプロット』より

常軌を逸するとは一体どういうことなのか?本作を観て振り返るとしっくりくるかもしれない。映画「危険なプロット」予告 - YouTube高校の国語教師が自分の担任のクラスで文章力に秀でた男子生徒と出会い、その才能をより開花させるべく個人レッスンを始める…

心に聞いて、『そして父になる』

「親子の血は争えない」ある人が長年の思いを込めて云う。「これまで過ごしてきた歳月こそ宝物」別のある人が云う。決して望ましくはないが、我が子の取り違えミスが仮に自分の身に降りかかってきたら貴方はどのような選択を取るだろうか?映画『そして父に…

逃げる理由〜『ランナウェイ』より

謎を解明していく過程を楽しみたい。人間同士の繋がりを楽しみたい。ミステリーとヒューマンドラマを堪能できる映画をお探しの方にオススメな作品がこちらである。映画『ランナウェイ/逃亡者』予告編 - YouTube主にベトナム戦争下のアメリカで活動した実在の…

言葉を紡ぐ人生〜『ザ•ワーズ 盗まれた人生』より

じっくり堪能したいオススメ映画、最後の作品になります。映画『ザ・ワーズ 盗まれた人生』予告編 - YouTube主人公は、なかなか芽の出ない小説家。理想と現実のギャップに悩む主人公が買った年代物の鞄の中から作者不明の原稿を見つける。半信半疑で読み始め…

お隣の生活は甘い?〜『シュガー•ラッシュ』より

割り切って受け入れる。当たり前にはしたくないけれど、時にはこの対応が必要になるかもしれません。秋のオススメ映画、今回ご紹介する作品はアニメーションの良作になります。 映画『シュガー・ラッシュ』予告編 - YouTube舞台は、ゲームの中の世界。非日常…

その時から始まる上質時間〜『エンド•オブ•ザ•ワールド』より

秋のオススメ映画二回目の今回は、当事者になったつもりで色々と考えてみることのできる作品をご紹介します。映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』予告編 - YouTube小惑星の衝突が確定した地球。タイムリミットは3週間。人々はみな思い思いの生活をし始める。…

『人生、ブラボー!』ということ?

芸術の秋。今回から4回にわたって一度は観て味わいたい映画をご紹介します。いずれも今年3月までに劇場公開され、現時点でレンタルできる作品を取り上げます。ピンときたら、アクション!ですよ。初回にオススメする作品はこちら。映画『人生、ブラボー!』予…

リストづくり〜『わたしはロランス』より

誰にでも平等なことは時間の差こそあれ人生は限られているということだ。限りある人生だから全てが全てではないにしても心が躍るような楽しみは多い方がいい。自分は何をしたいのか?そして、何をしたくないのか?これまで色々な映画の中で取り上げられてき…

盗まれないものは何か?〜映画『エリジウム』より

流浪の民族ユダヤ人は、自己投資こそが最も安全で確実な投資と考え、実践してきたという。自分の脳みそは盗まれない。この前提を覆した世界観を描いたのが本作である。http://youtu.be/UsTFGvuQBZ4舞台は、2150年代のロサンジェルス。貧困の格差はより拡大し…

お気軽映画ではない『クロニクル』

"かつて高校生だった人も1000円"というコピーが印象的で、「値段も妥当だしハチャメチャなスクールもので気軽な気持ちで楽しめる」と思って観たら、その作品の重たさに私はやられてしまった。映画「クロニクル」予告編 - YouTube何気ない学園生活を送る高校…

ゾンビに温められる『ウォーム・ボディーズ』

感情を持たないと思われているゾンビがもしそうでなかったとしたら?大前提を崩して作られた映画が本作である。『ウォーム・ボディーズ』予告編 - YouTube人間の大半がゾンビとなった世界。日々、生きる獲物を求めて荒廃しきった町をさまよい歩く青年ゾンビ…

『アップサイドダウン』でチャージ。

到着して間もなく、ふと空を見上げてみる。広大さはあるものの、地球で馴れ親しんできたそれとは全く違う世界が拡がっていた。空に、山や建物群が見て取れるではないか。 ちょうど上空から見下ろした時のように。中には、私が今立つ地面にあるものと今にもぶ…

『サイド・エフェクト』が貴方に残す副作用

過去の行動から、未来の行動は予知できる。TV業界への転身を表明したスティーブン・ソダーバーグ。『セックスと嘘とビデオデープ』や新生『オーシャンズ』シリーズ、『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』『マジック・マイク』等およそ25年にわたる監督…

旅立つ前に、その準備を〜映画『オン・ザ・ロード』

伝説的な作家ジャック・ケルアックが遺した青春放浪小説の代表作が映画化された。基の小説は音楽や映画の分野等多くの芸術家に愛されるだけでなく、世界中に多くの読者を今なお増やし続けている。熱狂的なファンを持つ原作が映像化される時、多くの場合、否…

『マン・オブ・スティール』はどうなのか?

誰もが少しは知っている『スーパーマン』のリメイク。製作陣に新生バットマン三部作の監督クリストファー・ノーランが加わっていることから、期待するファンも多いに違いない。映画『マン・オブ・スティール』本予告編映像 - YouTube鑑賞後の個人的な感想と…

後味に引きずられる『ムービー43』

「なんてお下品なっ!!」隣に住むご婦人との世間話で挙げたとすれば、たしなめられること間違いなしの作品である。映画『ムービー43』R15+指定版予告編(修正済み) - YouTube物語は、落ち目の脚本家が映画会社の担当者に自分の作品について惜しげも無くプ…

愛のある『スタートレック・イントゥ・ダークネス』

SFジャンルで昔から映画やTVシリーズで人気のあるスタートレック。これまでの作品は愛好家志向の色濃い、初心者には入りづらい印象を個人的には持っていた。ところが、新たな解釈で作られた映画版はそんな心配を見事に取り払ってくれる内容になっている。映…

見せ方が9割!〜映画『タイピスト!』より

1950年代のフランス。田舎から都会に出てきたひとりの女性が当時誰もが羨む秘書の働き口を見つける。それは決して運だけではなく、彼女の特技が評価された結果でもあった。タイプライターを早く打つことができる。その瞬間を目の当たりにした上司は、彼女に…

ワールドウォーZ 〜10番目の人物〜

ブラッド•ピット主演のサスペンス大作。人類絶滅に近づく地球。一体、原因は何なのか?観た後の感想として、あまり情報を仕入れずに作品を楽しむのがよいかと思われます。実際、自分の場合は予告編を観ただけだったのでネタバレを感じることなく楽しめました…

自分は誰なのか? 〜『マジック・マイク』より

マジック・マイクは、本当の自分ではない。映画『マジック・マイク』日本版予告編 - YouTube歌って踊れるではないが、コメディからダンス、そしてシリアスな作品まで、その幅広いタレント性で今ハリウッドで引っ張りだこの俳優チャニング・テイタム。売れる…