心に聞いて、『そして父になる』
「親子の血は争えない」
ある人が長年の思いを込めて云う。
「これまで過ごしてきた歳月こそ宝物」
別のある人が云う。
決して望ましくはないが、
我が子の取り違えミスが
仮に自分の身に降りかかってきたら
貴方はどのような選択を取るだろうか?
話題として
福山雅治のクールな役どころや
カンヌ映画祭での
審査員賞受賞などもありますが、
とても大切な本質が
詰まっている作品だと思います。
それは、
人生をも左右する物事は
頭だけで判断するのではなく
心にも聞いて
自分で決めるということです。
私は本作を観ている最中
数回、涙が止まらなくなりました。
影の主役たる子役二人の
表情が何と豊かなことか。
是非、楽しんでみてください。