zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

後味に引きずられる『ムービー43』

「なんてお下品なっ!!」

隣に住むご婦人との世間話で
挙げたとすれば、
たしなめられること
間違いなしの作品である。




物語は、
落ち目の脚本家が
映画会社の担当者に
自分の作品について
惜しげも無くプレゼンし、
その各作品がオムニバス形式で
描かれる。

その作品のどれもが
想像力の賜物として
賞賛したいほどの内容。

はっきり言って
目に焼き付いてしまう。
一見に如かずの世界である。

「お下品さ」で
徹底された作品なので、
好みは二分されるに違いない。

大笑いの連続か、
上映中ずっと怒りが止まらないか。

自分は7割楽しめたが、
心の底からオススメするには
躊躇われる。


出演者として、
ケイト・ウインスレット、
多彩なメンバーが名を連ねている。

よくぞ出演したものだと、
彼らの役者魂には頭が上がらない。


多様性を垣間見たい方へ、
価値観を拡げたい方へ、
お下品ラバーズへ、
そして出演俳優ファンの方で
彼らの懐の広さを実感したい方へ。

こっそりとオススメします。