zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

人生はなぞなぞだ。

知人から聞いた話。

道端で外国人に呼び止められ、
こう尋ねられた。

「ロロロガワはどっちですか?」

駅前での出来事で、
外国人は電車に乗って
目的地へ向かいたいとのこと。

けれども、
ロロロガワなんて場所は
東京都民でも始めて聞く土地で、
少し考えた結果
知人は
地図か何かで確認できないかと
提案した。

そうすると、
外国人は
片手に折りたたんで持っていた
地図を見せて
目的地を指し示してくれた。

指し示された地図の場所に
書かれた漢字を見て、
知人は思わず唸った。

「なるほど、品川か!」


外国人からすれば、
口が三つでロロロと
読んでしまうのは
当たり前かもしれない。

我々も異国の地で
馴染みの薄い文字が分からず、
その土地の人に
尋ねることはよくあると思う。

自分達が普通に思っていることは
必ずしも外国人にも同じとは限らない。

外国人から聞かれたことは
普通の発想だけではなく、
質問を幅広く捉えて
考える必要があるとも言える。


「ロロロガワって、どこのことだ?」

なぞなぞのように
考えてみよう。