特性色々
多様化と言われて久しい。
人から発せられたメッセージで
人に伝わるものだから、
多様化の対象は人なのかとも思う。
けれど、多様化の対象は人だけではないのではと思ったことがあった。
昨日、電車に乗るのに
券売機を利用した。券売機にICカードを入れた後、
充当したい金額分だけの紙幣をこれまた券売機へ。
すると、どうだろう?
何とも言えない間(ま)が
自分の周りを包み込んだ。
ゆとりのある券売機だなあ。
いつも気にしてこなかったのかもしれない。
いや、券売機に種類もヘチマもないと高を括っていたのかもしれない。
自分の中の常識の壁が
一瞬にしてもろとも崩れ落ちた。
券売機の種類というのは、
それの反応の仕方と言い換えてもいいだろう。
例えるならば、
券売機には
お茶を煎れるからと
悠長なやつもいれば、
異常な程せっかちで
反応が早すぎて
お願いした当人を逆に戸惑わせてくれる
やつもいたりする。
次は果たしてどんなタイプの券売機に出会うのだろう?