zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

時々こってり

体の芯から寒くなる日には
こってりしたものを
食べるのも悪くない。

朝から夜遅くまで
外でほとんど立ちっ放し。

震える身体を温めたい。

深夜に近い時間に
缶コーヒーだけでは
気休め程度に過ぎず、
向かった先は
汁モノのお店。

最初に目に飛び込む
お店に入ると心に決めて、
大通りを一本入ったら
奇遇にも
左右に汁モノのお店があった。

蕎麦饂飩連合を取るか、
それとも拉麺を取るか。

俺をたくましく
生き返らせてくれ。

珍しく
心が熱く訴えかけてきた。

期待に背く訳にはいかない。

たくましさには
持久力がつきものであろう。

拉麺を、
それもこってりしたものを
選ぶことにした。

この際、とことん
満足させてやろう。

拉麺だけでは飽き足らず、
御飯つきのものへと
自然と指先が向かっていた。


食道から胃の
各箇所の信号が
赤から青へと変わり、
活動が再開される。

こってりしたものを食べて
これ程までの喜びは
初めてかもしれない。

いつもは苦手だけど、
たまにはこってりもいいものだ。