まるで誘導灯のサインに従うかのように、僕の視線は吸い込まれて行った。
何処にだか分かるかな?
すぐに答えを言ったら何だか味気ないから、当ててみてよ。
ヒント① 僕は座席に座っています。
ヒント② 現場は満員電車の中です。
ヒント③ 僕はただ見上げただけです。
分かったかな?
えっ、社会の窓?
僕は見上げたんだよ。
どれだけ座高があるんだ!!
答え:鼻の穴
トンネルみたいな穴で
その造形美に思わず引き込まれてしまったんだ。
釘付けになる時はどんな時?
トンネルの中、抜けた先にどんな光景が待っているのか想像したくないね。