zakkannist's diary

日々その時の雑感を書き綴ります。

キタナイ話。読み飛ばして下さい。

心の底から願っていることがあり、
それが実現した時に
出る言葉には偽りがなく、
かつシンプルな表現になることが多い。


年一回の健康診断で
毎回気になることは、
レントゲン撮影に飲用した
バリウムをいかに早く体外へ出して
楽になれるかである。

下剤を服用する時には
最低三杯の水を飲み、
飲み終えた際に感じる気分を
大切にしながら追加の飲用も考える。

丹念に準備を整え終えたら、
後はカラダの機嫌をうかがうばかりだ。

朝昼兼用の食事も済ませ、
カラダに軽く探りを入れてみる。

すると、どうだろう?

快く応えてくれそうだ。

近くのお手洗いに駆け込み
便座に腰を下ろして
その時を待つ。


「やったぁー。おめでとう!」

優秀な出来に
思わず出た言葉である。

心の底からの願いがかなった時に
発せられる言葉は
素直で簡素なものだ。


















使う時は自然に。

「エレガントですなあ!」

旅先で一人、 
人力車に乗る機会があり、
道行く初老の男性から
すれ違いざまにかけられた言葉である。

その時に私が感じたことは、
恥ずかしさでは決してなく、
言葉の使い方に震えたのだった。

名は体を表すではないが、
使う言葉はその人そのものを
映し出すと思う。

自分の身の回りでは
聞くことの少ない言葉だったからこそ
震えたのかもしれないが、
むしろそれ以上に
30年後に
エレガント!と自然に発せられる
自分でありたいと強く思った
ワンシーンであった。

自然に出てきてほしい言葉が
貴方にはありますか?





内外記憶について

間違えて
ひと月前のバックアップ内容を
iPhoneに取り込んでしまった。

メールも写真もスケジュールも
当然ひと月前の内容に逆戻り。

記憶として残る感覚はあるものの、
データ依存の比重が高まるほど
このひと月の間は何だったのかとも
感じてしまう。

直近のデータ内容が戻せたら、
一安心してしまうのだろうか?

目の前にあることを
まずは体に取り入れて
咀嚼する時間を作ること。

今後、より大切にしていきたいと思う。










ご使用にあたって

持ち運びができて
充電できていさえすれば
どんなところでも使える。

使った後のものを
撒き散らかさず
きちんと収めてもおける。


けれども、
ほとんどの人は
毎日決まった場所で 
自分を使う。

ファッションの一部として
慎重なケアが必要だとしても、
決められた場所でしか
使えないわけではない。

だから、
自分の売りを
十分に利用してくれる人を
見かけることほど
嬉しいことはない。


電車を待つ最中、
使ってくれている人がいた。

気づいたのは
業務中に自分が発する音が
聞こえてきたからだ。

ジリ、ジリ、ジリ。
ジージージー。

これって、売りなのかなあ?














雨のち晴れ

雨が激しく降る。

風も強く吹き始め、
その雨は横なぐりになる。

僕らに降りかかる。

一瞬にして
ずぶ濡れになる。

雨は笑っている。


一夜明けた朝。
穏やかな天気が戻る。

僕にも笑顔がこぼれる。